2018年11月24日土曜日

【過去日記】議事を読む【Re】

(2018.8/8人狼SNSより再掲)

議事を読む とは、何でしょうか?


人狼というゲームは、ほぼ全ての情報が議事に集約されている為、
極端な話をすれば、村陣営は議事を完璧に読みきれば人外を捕捉できるし、真贋も見極められる筈なのですよね。

あくまで極端な話ですが、
議事が最大の情報源であり、それ以上に真実を語るものは存在しません。


というより、村陣営には自分が何者であるか位しか情報が無いので、必然的にそこに頼るしかない
(占いであっても初日は対抗位しかわからず、霊能は対抗情報を差し引くと3日目までは素村と同じ。狩人は略)


こう考えると、議事読みが浅い。というのは立派な人外要素になり得ますが、悲しい事に、最近村陣営でも議事読みが浅い。または読んでいない人は散見されます。そして村は滅ぶ。

流し見しかしていない、コアズレで読めていないとかそういう次元の話ではありません。

では、議事を読めていない。というのはどういう状態でしょうか?


多いのは、妄想や理想が、議事を先回る事。
占い真贋に非常に多く見られる光景で、灰への単体考察にも見られます(特に終盤)


本来は、議事の情報を受け取ってから解釈を広げたり推測をするのですが、自己の理想や妄想が第一となり、そのバイアスがかかった状態で議事を読む。

最大の情報源より、不確定かつ根拠の無い自己の考えを優先した挙句、自ら情報を遮断している。
これは、議事を読んでいるとは言えませんよね?
見たいものだけを見ている状態といえます。


推理というのは、情報を元に構築し行う物なので、
理想や願望が入った時点で推理ではありません。

狼前提で考えたら村要素なんて拾えません。 それと一緒です。


こういう意味で、議事を読めていない人は多いと思います。


日数経過により、情報が増えその分精度は上がるとは言いますが、
読めていないのなら何日経とうが情報量は変わりませんし、寧ろ理想に傾くので悪化すると言えます。

読めていたとしても、中盤辺りで情報自体はピークを迎えるので、やはり終盤に向けては劣化するでしょう。
知らずに理想や願望に傾きますし。


役職を減点方式で見ると失敗する。
単体考察が個人要素に固まりだしたら終わり。
「ぼくのかんがえたさいきょうのさくせん」は大体村の為にならない。

この辺りは、議事よりも先に優先されている部分が存在する故の過ちですね。



考えに行き詰ったり、白飽和したり、全員偽に見える時は、
今一度自分が議事を読めているか確認してみるといいかもしれません。
言葉の通り、見落としている筈です。

どんなセオリーや経験も、その場の議事には勝てません。

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